詐欺に注意|ポンジスキームに気を付けてください

はい皆さんこんにちは!

さかしんです。

今日は私が実際に遭った詐欺についてお話し、ぜひ皆さんの糧にしていただきたいと思います!
ぜひとも私の経験を元に詐欺に引っかからないでくださいね(笑)

ポンジスキーム詐欺

ポンジスキームは、詐欺の一種で、参加者から新たに集めた資金で、既存の参加者に利益を支払う仕組みです。この手法は、実際の投資や事業活動による利益を得ることなく、参加者から集めたお金を使って配当を支払うため、最初のうちは問題なく見えます。しかし、新規参加者がいなくなると、資金の流れが途絶え、システムは崩壊してしまいます。

その名前は、アメリカの詐欺師チャールズ・ポンジに由来しており、彼が1920年代に行った大規模な詐欺が有名です。ポンジは、新たに投資家から集めたお金で、過去の投資家に高額な利回りを支払っていたとされています。

ポンジスキームの特徴は以下の通りです:

  1. 初期の高い利益率: 参加者は、通常、非常に高い利回りを約束され、短期間で大きなリターンを得られると信じます。
  2. 新規参加者の勧誘: 利益を支払うためには、新たな参加者が必要です。参加者は他の人々を勧誘し、投資を集めます。
  3. 実際の投資活動なし: 実際には、集められたお金は投資や事業活動には使われず、ただ既存の参加者への支払いに回されます。
  4. 崩壊する運命: 新規の参加者が減少すると、資金が不足し、最終的にスキームは崩壊します。その結果、多くの人々が資金を失うことになります。

もし、高いリターンを約束する投資話に遭遇した場合、その正当性を慎重に確認することが大切です。

中国インバウンド向け輸出のポンジスキーム詐欺

これは私が実際に遭った詐欺です。
知り合いからこんな話が来ました。

・中国向けに日本の家電製品を買って特別なルートで中国に送る、税関は通らないから利益が出る。
・日本の家電製品は海外で人気
・日本でたくさんの家電製品を買うための元手となる出資をしてほしい
・月利20%の配当(100万円出資したら20万円が毎月儲かる)

みなさん、この話を聞いてどう思いましたか?

当時の私は、地元の青森から出てきたばかりでした。

青森には悪い人はあまりいません。

悪い人と言えば、見た目でわかる人(ヤンキー、ヤクザ)だけです。

だから見た目が良くて耳障りのいいことをいう悪い人という人種には会うことはありませんでした。

それでまんまと信じてしまい、見事に大金をだまし取られました。

当時の自分をぶん殴ってやりたいです(笑)

では、どうすればこのような詐欺に引っかからなかったのか、を解説しますね。

事業の正当性・再現性を冷静に考える

その事業がなぜ成り立つのかを考えましょう。詐欺師は一見もっともなことを言ってきますが、必ずどこかにほころびがあります。私の場合は「特別なルートで・・・」というもので、そんなうまい話があるわけないんですよね。だから「特別」とか「裏ルートで」とかっていう言葉には要注意です。その時点で常識をひっくり返してるから、無法地帯で正当性を主張しているんです。

そもそもあなたにそんな特別な話は来るわけはない

本当においしい話や利権のようなものは絶対に回ってきません。自分が利権やおいしい話を知っていたら周りに教えますか?絶対教えませんよね。「なぜわざわざ自分の利益が減るような真似をするの?」と疑う必要があります。そしてそれに対して

「周りのみんなにも稼いでほしいから」

とそれらしい美談を言ってきますが、心を鬼にして美談を偽談としてとらえてください。

詐欺師ほど素敵な言葉を並べて巧みにだましにかかってきます。

私はそれでまんまと引っかかってしまいました。

月利〇〇%もあるなら、自己資金とか銀行から金借りてやればいい!

本来儲かる事業なら、そもそも事業融資として銀行から数パーセントの利率で融資を受ければいい話ですよね。

にもかかわらず、月利20%を出資者に払い出すということは、事業主は月利20%の高利率で出資者に借金をしているわけです。そんな高利率の借金、絶対しないですよね(笑)

だからこう言ってやりましょう

「そんなに儲かる事業なら、銀行から事業融資受ければいい」

と。

これに対してもきっと美辞麗句で御託を並べてきますが、そこも心を鬼にして信じないようにしましょう。

始まりだしたサービスには特に注意!

最近始まったので、今がチャンス!という誘いもあると思います。

ですが、そういう詐欺は1年以内に潰れます。

だから1年は待ってみましょう。

そしたら

「やらなくてよかった。。。」

と思うことでしょう。

本当に儲かる事業なら、永続的に続くでしょう。
だったら1年待ってからでも遅くないですよね?
これも「今しかチャンスがない」など焦らす言葉を言ってくると思うので、心を鬼にして疑いましょう。

投資素人は事業投資は絶対ダメ

そもそも事業投資はプロでも失敗するものです。事業ってうまくいくかどうかはわかりません。

詐欺師が初めからだますつもりで仕掛けたとしても

「事業頑張ったんですが、ダメでした、でもお金は残ってないので配当は出せません。でもこれは違法じゃないよ。」

という言い訳が出来ますし、被害者は、事業が本当にあったのかどうかということを確認することも困難です。

つまり圧倒的に詐欺師側が有利です。
素人という言い方は乱暴ですが、普通の人が投資をする際に事業投資はおすすめしません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は私が実際に遭った詐欺について書きました。

詐欺の根本のスキームはほぼ同じです。

見た目のラッピングを変えて様々な詐欺を作り出します。

みなさんは、スキームの根本さえ押さえればどんな誘いがあっても自分の身を守れますので、知識武装をしっかりとしましょう。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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