はいみなさんこんにちは!
みなさんネットの広告などで「みんなで大家さん」というクラウドファンディング型の不動産投資を見たり聞いたりしたことはありますか?実はこれ、、めっちゃ危険なんです。
今日はその「みんなで大家さん」について、深堀りしていきたいと思います。
昨今、投資ブームと言えるほどに色んな投資が世の中に溢れかえっていますね。もちろん、その中には詐欺もあったり。。しっかりと自分の見る目を養っておかないと危険も潜んでいるのが現代だと言えます。
そんな投資ブームの中の1つの柱とも言えるのが不動産ではないでしょうか?
ただ、不動産って難しそう、とかお金持ちの投資だよね、とか色々とネガティブなことも聞きますよね。
そんな中で気を付けていただきたい不動産投資の1つである「みんなで大家さん」について今日は深堀していこうと思いますので、「え、投資先の1つとして検討してたのに!」という方には特に目を通していただければ幸いです。
「みんなで大家さん」ってどういうサービス?
「みんなで大家さん」は、少額から不動産投資を始められるというサービスをうたって小口で個人から資金を預かってまとめて不動産投資を行うというコンセプトで運営されてきました。
個人が大家さんになるには大きな資金と知識が必要になりますから、楽に安価で不動産運用をしようと思うと飛びつきたくなりますよね!
実際に私もその1人で、これが始まった当初に資料請求をした記憶があります。。(やらなくてよかった。。。)
このプラットフォームを利用することには非常に大きなリスクが伴います。過去には行政処分を受けたこともあり、その運営体制やリスク管理について十分な信頼性を感じることが難しいのが現実です。これについては大事なお金を預けるのですから見て見ぬふりは出来ませんよね?
資料請求した当時の私には大して不動産の知識はありませんでした。ただ、何となく胡散臭いなあ、と感じて資料請求だけで終わりました。いきなり100万円をポンと預けられる余裕もなかったのもありますが、それでよかったと今になっては思います。その後、私はとある“大家さんになろう”をコンセプトにした協会で学びました。それもまた資金不足で大家さんは断念してしまいましたが、やはりきちんと知識を得てやらないと、大家さんになって稼ぐには難しいと個人的にも感じます。。特に不特定多数の資金で成り立つ大家業となると、なおさらです!
「みんなで大家さん」は魅力的か?
「みんなで大家さん」は、少額で不動産投資を始めたいと考える個人にとって、魅力的な選択肢に見えるかもしれません。個人が大家さんになるには大きな資金と知識が必要になりますから、楽に安価で不動産運用をしようと思うと飛びつきたくなりますよね!実際に私もその1人で、これが始まった当初に資料請求をした記憶があります。。
しかし、このプラットフォームを利用することには非常に大きなリスクが伴います。過去には行政処分を受けたこともあり、その運営体制やリスク管理について十分な信頼性を感じることが難しいのが現実です。これについては大事なお金を預けるのですから見て見ぬふりは出来ませんよね?
資料請求した当時の私には大して不動産の知識はありませんでした。ただ、何となく胡散臭いなあ、と感じて資料請求だけで終わりました。いきなり100万円をポンと預けられる余裕もなかったのもありますが、それでよかったと今になっては思います。その後、私はとある“大家さんになろう”をコンセプトにした協会で学びました。それもまた資金不足で大家さんは断念してしまいましたが、やはりきちんと知識を得てやらないと、大家さんになって稼ぐには難しいと個人的にも感じます。。特に不特定多数の資金で成り立つ大家業となると、なおさらです!
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由
今回は「みんなで大家さん」を避けるべき理由を5つに分けて解説していきます。
先に結論から言うと、「みんなで大家さん」を利用して不動産投資を行うことは極めてリスクが高いと言えます。2024年6月17日に行政処分を受け、1ヶ月間の営業停止を受けている事実があり、その後の改善状況も不透明です。もっと遡ると、2013年には大阪府から不動産特定共同事業法の違反により一部の業務停止命令を受けており、債務超過もあったようです。正直なところ、利回りの資金源についても不透明さがあり、安心して大事なお金を預けるには不安が先行します。
みんなで大家さんを検討中の方には今一度考えていただきたいです。
すでに行政処分を受けたときの指摘事項については解決済みだということで販売も再開されておりますが、鵜吞みにせずにしっかりと事実を把握した上で判断してください。もちろん、これに限らず、似たようなプラットフォームも現在は多く出回っています。後々、お金が返って来ない!配当が支払われない!ということにならないように自分自身で見極めていきましょう。
「みんなで大家さん」は、前述の通り、個人が少額から不動産投資を行えるサービスとして、投資家に手軽さを提供しています。出資金額が少なくても複数人で物件を購入し、利益を得ることができるという点が売りですが、これには裏に大きなリスクが潜んでいます。
もちろん、行政処分を受けた過去があるというだけでも、運営体制や信頼性について疑問を抱くべき理由が増します。行政処分の背景には、不適切な営業や情報提供の不足が指摘されており、このような問題が本当に解消されたのかどうかは、いくら問題ないとHP上で言われたところで外部からは確認しきれません。
それでは、みんなで大家さんを絶対にやってはいけない5つの理由についてまとめて行きます。
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由①過去の行政処分による信頼性の低さ
「みんなで大家さん」の運営会社は、過去に業務停止命令や業務改善命令を受けているという事実があるのは紛れもない事実です。このような処分を受けた背景には、投資家に対する説明不足や、必要な情報開示が行われていなかったことがあるとされています。投資家にとって、信頼できる運営者がいることは最も重要な要素ですが、このような過去があると、その後の改善がどれほど進んでいるのかを見極めるのは非常に難しいです。
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由②成田「5000億円」鑑定
みんなで大家さんが取り扱っているのは「シリーズ成田」ですが、この土地の鑑定評価書の存在が明らかになっています。その後の分析で、専門家も理解に苦しむ土地価格の算定が明るみになりました。評価額は最大で相場の100倍を超え、不動産鑑定業の信頼にも関わるような驚愕の水増し額になっていたようです。2倍、3倍でも額が大きいだけにインパクトがあると思いますが、100倍となると目も丸くなります。。
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由③ ゲートウェイ成田の開発遅延
工事完了予定が当初計画から3回変更され約5年も遅れているというのが現状です。2024年11月時点では、2027年冬のオープンを予定しているそうですが、未だ基礎工事中の状態でこれから予定通りに着工されるようには素人目にも見えません。この状況では分配金の原資が別のところにない限りは支払われることはないだろうと思われますし、分配金すら支払われない可能性も出てくるのではないでしょうか。
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由④米国会社が成田プロジェクトを買収
2024年9月25日にアメリカの投資会社「ロイズ・キャピタル」が、成田プロジェクトのSPV(特別目的事業体)の株式を100%取得する契約を締結したという発表をしました。成田シリーズの今後に関わる重大なニュースですが、みんなで大家さんの公式からは説明がないようです。親会社の「共生バンク」と「ゲートウェイ成田」のサイトのみで記載されています。ロイズ・キャピタルは成田プロジェクトの評価額を約100億ドル(1.4兆円)と発表しており、この額も非常に怪しさ満載ですし、買収についても透明性に欠けています。
【超危険】みんなで大家さんは怪しい?絶対にやってはいけない5つの理由⑤法廷闘争の拡大
共生バンク(本社:千代田区)は行政処分を不服として法廷闘争を拡大しています。昨年10月3日、大阪地裁で行政機関に対する損害賠償請求訴訟(国家賠償訴訟)を同社グループの都市綜研インベストファンド(本社:大阪市。以下、都市綜研)が起こしています。不動産特定共同事業法(不特法)上の許可権者である大阪府に対し、1億円の損害賠償を求めたのです。また、10月9日には東京地裁で、みんなで大家さん販売(本社:千代田区)が東京都を相手取り、同額の訴訟を提起しています。その中で、みずほ銀行からの質問状が公開されており、それは事業運営や資金の流用疑惑、配当原資に関するもので、これらは企業の信頼性や経営に対する懸念を示唆しています。銀行サイドから見ても疑念のある会社運営をされているというのは到底個人では信頼できるものではないと言わざるを得ません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
再度言いますが、「みんなで大家さん」を利用しての不動産投資は非常に高いリスクを伴います。過去に行政処分を受けたことがあり、その後の改善が十分であるかどうかも不透明です。運営体制や法的リスク、利益分配の問題など、考慮すべき点は多岐にわたります。少額で不動産投資を始められるという魅力的な面もありますが、その裏には多くのリスクが潜んでいるため、みんなで大家さんへの投資に関しては避けることが賢明です。
実際に行政処分後には解約が殺到しています。大勢が一気に解約を希望することで多額の資金が必要となり、スムースな資金返金は行われないことは想像できるでしょう。2024年6月17日から9月30日までに解約を申し出た投資家は5318人、解約請求額は295億円に達しています。
また、会計監査をやっている(公認会計士)方が上場企業で散々粉飾決算を見逃してきたいわくつきという情報もありますので、出されている数字を鵜呑みにするのも危険です。
これだけでも、非常にリスクの高い投資であるというのは感じていただけるのではないでしょうか?
不動産投資自体は非常に魅力的です。十分な資金もしくは銀行からの融資を引ける社会的ステータスを持った人(会社員は個人事業主より融資を得やすい)であれば、銀行にただお金を預けておくよりも毎月決まった家賃収入を得られる大家さんはおすすめです。ただ、それには十分な知識がないと、やはり後に後悔するような物件をつかまされるのは現実としてあります!
だからこそ小額投資で済むというコンセプトは非常に魅力的ですが、しっかり見極めないと大切なお金を失うことになってしまいますのでご注意ください!
みんなで大家さんには特に老後資金が狙われていたようです。。実家のご両親にもそれとなく聞いてみてくださいね。。
そして、もしご自身やご家族、ご友人がやっているのなら、お金が返ってくるうちに解約を全力でおすすめします!!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!